梱包のお仕事が不器用すぎてつらい。派遣で軽作業を続けてきた感想

今日は私が派遣として軽作業を続けてきた経験の中で、『工場での梱包』のお仕事に特化して書いた感想記事です。

結論としては、私が不器用すぎて仕事がつらい。

というのが第一の感想でした。

(他にも人間関係とか色々ありますが、それは梱包の派遣に限ったことではないので今日は割愛します。)

 

そもそも梱包ってどんな仕事?

その中でどう乗り越えたの?

という疑問と解決策についても書いていきます。

 

はじめに:派遣の梱包ってどんな仕事?

梱包は『綺麗な包装紙でプレゼントを包むもの』だと考えがちですが、それだけではありません。

派遣でよく見かける機械製品の梱包はちょっと違います。

私が行った企業は工場の2次受け・3次受けみたいな会社だったので、自社で作った商品をダンボールに乱暴に素早く詰めるお仕事でした。

その後、

  • 親会社に発送
  • 親会社で加工&東芝のような有名な会社に発送
  • 東芝のような有名な会社が加工&製品としてお客さんに売り出す

というような流れ。

なのでイメージしているほど手先の器用さや丁寧さは求められていないのです。

どちらかというと、重たいものを持ち運び出来る体力の方が大事かも。

全国どこにでもある仕事だと思うので、やりたい人はぜひ。

おまけ:高校生のときに経験したラッピング

それからやっぱり 『プレゼントを包む(=ラッピング)』するのも梱包の大事なお仕事。

これは小綺麗なデパートに多い印象です。 ←勝手な想像。

あ、そうだ。

私は 過去に高校生の職場体験で、とあるスーパーに行ったことがあります。

そこで一生懸命に包んだものを無言で直されたのは苦い思い出。

もう思い出したくありませんでした。← この記事を書いてる途中に思い出してしまった

これはどう考えても手先の器用な人用で、おそらくこの記事を読んでいるような『手先の不器用な人』が関わっていい仕事ではありません。 ←言い方が失礼

努力じゃどうしようもないし、きっと後悔します。

ラッピング系の梱包ダメゼッタイ!

梱包で働きたい人は、ギフトなのか機械製品なのか事前に確認しておくのが◎

 

梱包のおねえさん
梱包のおねえさん
ラッピング出来ましたか?
はい、出来ました!
わらび
わらび
梱包のおねえさん
梱包のおねえさん
どれどれ。
大丈夫ですか?
わらび
わらび
梱包のおねえさん
梱包のおねえさん
・・・。
あれ、聞こえてます?
わらび
わらび
梱包のおねえさん
梱包のおねえさん
・・・。
おーい!
わらび
わらび
梱包のおねえさん
梱包のおねえさん
これは酷いわね。(ぼそっ。)
え、何か言いました?
わらび
わらび
梱包のおねえさん
梱包のおねえさん
いいえ、それよりここはもう大丈夫よ。
だからあっちを手伝って来てね。

 

体験談その1.工場での梱包は全国どこにでもある仕事&簡単らしい

遡ること数年前。

私は不器用なのにも関わらず、梱包のお仕事を選んだのには理由があります。

それはピッキングがなかったから。

田舎のせいか分かりませんが、第一候補が選べなかったのです。

 

プルルルル。

ガチャ。

もしもし。
ピッキングみたいな軽作業の仕事を探しています。
わらび
わらび
派遣会社のおねえさん
派遣会社のおねえさん
ピッキングは今ないんです。
う、嘘でしょ?
わらび
わらび
派遣会社のおねえさん
派遣会社のおねえさん
無いものは無いんです。
ごめんなさい。
さすが田舎。
わらび
わらび
派遣会社のおねえさん
派遣会社のおねえさん
えーと、でも工場での梱包なら今ありますよ?
簡単ですか?
わらび
わらび
派遣会社のおねえさん
派遣会社のおねえさん
はい。
皆さんがイメージされるラッピング系ではないので安心してくださいね。
不器用でもできますか?
わらび
わらび
派遣会社のおねえさん
派遣会社のおねえさん
もちろんです。
誰でもできる簡単なお仕事になってますよ♪
じゃあそれでお願いします。
わらび
わらび

 

確かこんなやりとり。

派遣担当者の口車にまんまと乗せられて、梱包のお仕事を選んでしまったのです。

後であんな事になるとも知らずに・・・。

派遣についてなにも知らない当時の私は、 お気楽な気持ちで働くこととなりました。

 

体験談その2:不器用すぎて辛いんです。

働き始めて少し経った頃。

いざ梱包の仕事を始めてみると、やっぱり不器用な私は苦戦します。

前任者みたいにテキパキとやることができないのです。

 

じゃあここを持って。
はい。
わらび
わらび
こーして、あーして。
はいはい。
わらび
わらび

ぼとっ。 ←商品落とす。

・・・。
じゃあもう一度。
次こそは!
わらび
わらび

ぼとっ。 ←また商品を落とす。

うーん、なんでできないかな?
こう、すっとやるんだよ、すっと!
ごめんなさい。
わらび
わらび

 

梱包は簡単だと言われています。

でもね。

箱に詰めるだけなのに、何故かぴったりとはまらなかったり、ガムテープがズレて曲がってしまったり。

梱包したばかりなのに、今にも崩れ落ちてしまいそうです。

なぜこんな簡単な事が出来ないんだろう?

と、悔しくなりました。

やっぱり私は自他共に認める不器用。

ずっとパソコン仕事ばっかりの生活で、しかも日曜大工や家事もまともに経験したことがないのです。

それが今更悔やまれます。

もう一生治らないんじゃないの?

とさえ思えてしまいます。

申し訳ない気持ちはある、でもどうしようもない。

そんな悩みがつきまとうのです。

 

それに教えてくれる正社員が説明下手な場合はもっと大変。

理解するのに時間がかかってしまいます。

コツとか教えてくれても良いのに・・・。

ガッ!

とか、

グッ!

じゃ分かりません・・・。

慣れれば簡単なことでも、それまでは時間がかかるし商品を落とすこともあります。

※当たり前ですが落とすと怒られます。

梱包って、ちょっと工夫するだけで作業効率がぐんと良くなることもあるんだよね。
わらび
わらび
さくら
さくら
『持つ位置』『左右どちらの手で持つか』だけでも違ってくるから、一度いろいろと試してみてね。

 

 

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体験談その3:周りの変化と負のループ

仕事を1ヶ月も続けていると、周りにある変化が。

最初は「ゆっくりでもいいから徐々に覚えてね。」と言ってくれた正社員たちですが、だんだん迷惑そうな目で見たり、遅いと怒る人が現れます。

お局とかお局とかお局とか。

あと無能な上司とか無能な上司とか無能な上司とか。

これは多分どこの企業でも同じ。

絶対1人はいます。

 

そうして怒鳴られ&急かされながら仕事を続けていると、いずれ焦ってしまってミスがでます。

すると更に怒られ。

更にミスが出て・・・。

負のループから抜け出せなる始末。

日を重ねるごとに、 逆にどんどん仕事が遅くなってしまうのです。

たぶん不器用な同志たちは皆、最初は同じ経験するんじゃないかな?

と思います。

うーむ、どうしたものか。

私はまた悩みに悩みました。

結果、一度落とした信用は戻らないし、漫画やアニメのような逆転劇もない。

居づらくなるだけだし、ストレスも溜まります。

周りの目が気になるなら、一度辞めて次のところに行った方が良いんじゃない?

そんな結論に至りました。

なぜなら商品が変わっても、一度経験した梱包のスキルは次に役立ちます。

なので次の会社では、『前に比べてちょっとだけ飲み込みが速くなる』はず。

そうすれば怒られることも減ります。

そうやって2社 ・3社・4社と繰り返していけば、いずれ即戦力のエリートになれると思います。

補足
長期で募集している企業よりも、2~3ヶ月くらいの短期募集を繰り返すのが◎

じゃないと派遣会社の信用を失くしてしまいます。

もしくは半年~1年を目安に転々とするのがベスト。

派遣なんだから一つの会社に拘る必要はないし、もしかしたら自分に合う職場が見つかるかも。

 

慣れは対策とは言わないぞ!

ネットで『不器用な人の解決策』を探していると、『いずれ慣れる』といった回答が。

確かにその通り。

でもね。

一般人はそれで良いのかもしれませんが、こちとら不器用中の不器用。

たしかに慣れることは慣れます。

そして多少は仕事が速くなる。

でも完璧に慣れる頃にはクビになってます。

そもそも慣れで解決するのなら悩んでません。

なので違う対策を考えることにしました。

 

そして派遣の仕事を通して行き着いたのがこの考え方。

完璧主義にならない!

これに付きます。

というかこれしかない。

周りのテキパキ仕事をしている人って、案外適当です。

よく見ると汚い。

 

それに私は派遣社員って減点方式だと思っています。

正社員の場合は違って「ここが悪いけど、こんな長所もあるよね」という評価がされますが、派遣は違います。

仕事が雑 :-10点
仕事が遅い:-10点
真面目  :+ 0点

みたいなイメージ。

良いところがあっても誰も評価してくれません。

たとえ綺麗に包んだって同じ。

褒めてはくれないし、それで評価が上がることなんてないのです。

それなのに派遣の人ほど丁寧&慎重になりがち。

正社員と違って『人様の商品に手を付ける』ので、どうしても 慎重にならざるを得ないのです。

でも気にしたら負け。

程々に。

真面目な人ほど損をします。

 

それからもし仕事が遅くて悩んでいる方はこちらの記事から。

速く終わらせる方法について解説しています。
 仕事が遅い!派遣先で毎日怒られている私がとった5つの改善方法

 

対策1.不器用だからこそ完璧主義になるな!

完璧主義は良いことですが、派遣や工場系では仇となることも。

(ラッピングを除いて)梱包の綺麗さなんて誰も求めていません。

緩衝材(プチプチとか紙くずとか)を綺麗に並べたところで発送中にズレます。

ガムテープをピシッ!とまっすぐ張ったところで重ねた時に汚くなることもあります。

とにかく速く>丁寧さ。

不器用な人ほど、丁寧&完璧にやろうと考える真面目な人が多いのだと感じます。

あと結果的に慎重&丁寧だと逆効果になることも、、

慎重にゆーくりやるよりも、適当に急いで行った方が案外綺麗に見えることもあるのです。 ←経験談

 

対策2.自分に合ったやり方を見つける

色々試してみて気付いたのですが、やりやすい方法って人それぞれです。

例えばテープの貼り方。

縦に貼った方が綺麗な人もいるし、横に貼った方が綺麗な人もいます。

それにテープを切るタイミングも人それぞれ。

ダンボールに商品を詰めて蓋をした時、

  • ガムテープを貼ってから切る人
  • ガムテープを適当な長さに切ってから貼る人

に分かれます。

なにか巻くときも、時計回りの方が上手い人・反時計回りの方が上手い人もいる。

こうした『ちょっとした違い 』で作業スピードや仕上りに差が出ることもある事に気づきました。

これは色々と試してみて、 自分に合ったやり方を探すしかないと思います。

 

ちなみに私は休憩時間や家で試してみました。

※仕事中は必死すぎてそんな暇ない

プライベートな時間を使ってやるのも癪でしたが、それも致し方ない。

不器用が原因で怒られたり悩んだりしたくなかったのです。

一度覚えるまでの我慢、そうすれば一気に楽になります。

 

さいごに

さいごにまとめです。

私は不器用なせいで、梱包の仕事で辛い思いをしました。

うまく箱に入らなかったり、商品を落としてしまったり。

なぜこんなこともできないんだろう?

と、悔しくなったこともあります。

それに無駄に怒られたことも。

しかも教えてくれる人の説明が悪いとダブルでしんどいです・・・。

 

でも『工場での梱包』に限って言えば、(思ったよりは)不器用でもできます。

思ったよりは、ですが・・・。

重要なのは、不器用さを如何に工夫でカバーできるか。

そして真面目になりすぎずに『程々に』こなすこと!

これに尽きると思うのです。

あとなんだかんだ言っても慣れがやっぱり大事。

 

それから話がちょっとズレますが、 一度でもミスをしてしまうと会社の信用は取り戻せません。

正社員から変な目で見られるし、時には居づらくなることも。

怒られるのも嫌だし、怒られないのも逆に気まずい。

そんな時は他の会社に切り替えてみることをお勧めします。

経験がある分、次の会社では上手くいく可能性が高いし、それに自分に合っているかもしれません。

会社は一つではありません。

梱包の仕事はどこにでもあります。

ダメなら次、次!

人一倍不器用でも、何度も繰り返せば(複数の会社で経験すれば)きっと上手くなります。

カッターすら使えなかった私ですら上手くなりました。

今なら目をつぶってても綺麗に梱包できます。 ←大嘘。

わざわざ気まずくなった会社に残る必要はないのです。

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わらび餅。

 

昔はそこその大企業に務めていたが、退職して独立を目指すも見事失敗!
今は腱鞘炎と借金が付きまとう派遣社員で、世間の厳しさに耐えながらほそぼそと生活中。

借金持ち?
税金も払えない?
そんなの関係ない!
いずれ大物になることを夢見ているらしい。

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