退職の言い方で悩む前に。タイミングや切り出し方の工夫で成功を掴め!

退職の切り出し方ってどうするんだろう?
言い方も分からないし、タイミングも難しいな。
こう考える人も多いはず。
私もそうでした。
会社を辞めたいと思ってから長い間悩み続け、気づけば5年ほど。
嫌いな会社にずるずると居座ってしまって、本当に無駄なことをしてしまいました。
だから知ってほしい。
退職の切り出し方はシンプルです。
とっても簡単。
1度勇気を振り絞れば、誰にでもできます。
もちろん皆さんにも。
退職を切り出すまでの流れ
まずは上司に伝えるまでの大まかな流れをざっと紹介します。
- アポ取り
- 別室に呼び出す
- 退職を伝える
- 引き止められたら拒否
- 脅されても拒否
- 圧力かけられても拒否
- とにかく拒否
これだけ。
至ってシンプルです。
あと大切なのが気持ちで、『伝える時の勇気』と『拒否られたときや怒られた時に耐えうる強い精神力』がものを言います。
気持ち的に本当に辛いので、覚悟しておいた方が良いかも。
切り出す時期
ここから詳しく書いていきます。
まず初めに考えなければいけないのが切り出す時期。
一般的には2週間前から3ヶ月前くらいが目安とされていますが、一体いつが良いの?
私がお勧めするのは『1ヶ月前』です。
理由はこちら。
- 2週間前 →法律的には問題ないけど、引き継ぎとかマナーとか考えると少し期間が短い。
- 1ヶ月前 →(守る必要はないけど)社内規定とかは1ヶ月前と定められていることが多い。
- 1ヶ月以上前 →伝えてからがとにかく気まずい。経験したことがある人なら分かると思いますが、周りの目が気になって精神的によろしくないし、少なくとも私には1ヶ月以上は耐えられません。
もし有給休暇を使う予定なら、その分伝える時期をずらした方が良いかも。
出社日数1ヶ月(実質20日くらい)+有給消化日数で。
切り出すタイミング
巷では『上司が忙しくない時期』に伝えるのがベストとか言われていますが、全く気にする必要はないかと思います。
それを待ってタイミングを逃してしまってもバカバカしいし、嫌な会社に長いこといるのは苦痛です。
我慢して病気や鬱にでもなってしまえば絶対に後悔します。
だから早い方が良い。
5年間もずるずると先延ばしして後悔した私が言うのだから間違いありません。
それに上司なんて『常に』忙しいもの。
とくに仕事を辞めたいと思うような会社にいる上司はその傾向が強いので、暇な時期まで待つ必要はないと思います。
今すぐです。
伝える日時
伝えるのは何時?
何曜日?
これも疑問があると思います。
ネットを見ていると時間外の方がお勧めらしいのですが、私は『定時時間内』派です。
そもそも上司だって時間外に話すと怒る人もいるだろうし、私も嫌いな会社に夜遅くまで残っていたくありません。
できれば早く帰りたいのです。
それに退職の話が長引いたらどうする?
タイムカードがある会社だと残業を付けざるを得ない状況になるかもしれないですが、なんて理由で申請する?
そのままの理由で書けないし。。
なんだか無駄に悩むことが増えてしまうので、やっぱり定時内が良いです。
うーん。
具体的な時間は夕方くらいがベスト。
そして伝えた日は、すぐに帰るべきです。
じゃないと直属の上司以外にも、上司の上司や更にその上司からも引き止めにあってしまうかもしれません。
怒り狂った上司の頭を一旦冷やす意味でも、伝えたあとはすぐに帰ると◎
次に伝える曜日について。
ネットだと金曜日がお勧めらしいですが、私のお勧めは木曜日です。
金曜日だと、その次の土・日曜日にたぶん憂鬱になります。
来週月曜日になんて言われるかな?
絶対引き止めに合うよね?
上司の上司に怒られそう。
そんなことばかり考えてしまい、楽しい休日を過ごすことができません。
逆に月曜日に伝えるとどうなんだろう?
たぶんこうなります。
来週月曜日こそ退職の話を切り出すぞ。
怒るかな?
そもそも辞められるかな?
やっぱり土日が憂鬱になってしまうので、月と金曜日だけは絶対に避けた方が良いと思います。
最初に意思を伝えるのは直属の上司
退職を伝えるときは、まずは直属の上司に伝えるのが当たり前。
でも直属の上司って誰なんだろう?
最近そう思うようになりました。
というのも、私が昔正社員として勤めていた会社では、一般社員は『課長』に退職を伝えるのが常識でした。
私は『担当』だったので、『主任』『副長』をすっ飛ばしての『課長』への連絡です。
あ…れ!?
全然『直属の上司』じゃないじゃん!!
でも私のいた会社ではそれが当たり前でした。
なのでネットの情報だけを鵜呑みにしてはいけません。
その会社その会社で独自のルールとか暗黙のルールがあるかもしれないので、それとなく周りの人に聞いてみた方が良いかも。
じゃないと恥をかいてしまいます。
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最初のアポは直接でも電話でもメールでも良い
次に考えるのは、上司とのアポ取りです。
上司の席にずかずかと向かって机をバン!
と叩き、
辞めさせていただきます!
と、漫画やドラマのように格好良く言うのはNG。
上司も同僚も困ってしまいます。
そして後で笑い者になるのは間違いありません。
なので一旦アポをとって別室に呼び出すのが一般的。
やり方は口頭でもメールでも電話でも良いです。
「大事なお話があるのですが、お時間いただけませんか?」
これだけで十分。
とりあえず上司が忙しそうにしてたり気まずいのならメールで良いと思います。
テンプレなど要らん!!退職の話は簡潔に
アポが取れたら、あとは人がいないところに呼び出します。
そして退職したい旨と理由を話すことになると思うのですが、あまり深く考えることはないかも。
たぶん緊張して頭が真っ白になります。
あれこれと台本を考えてもどうせ忘れるだけだし、テンプレを調べても同じく肝心なときに忘れます。
事前の情報が多すぎると、何を話したらいいのか分からなくなってしまうのです。
だからシンプルで。
- 会社を辞めます
- 考え直す気はありません
- 退職の理由は○○
これだけで十分です。
上司にはこれからのこととか次の就職先とか聞かれるかもしれませんが、そんなものも答える必要はありません。
上司には関係ないことだし、決まっていようがいまいが『これからゆっくり考えていきます』とでも言っておけばいいのです。
そもそもネットに書かれているテンプレって、話が長いです。
そんなに覚えられないし、上司とは『話合い』です。
スピーチじゃないんです。
途中で話を遮られることもあるし、そんなに1人で長々と喋れません。
繰り返しますが、だからテンプレなんて覚えなくて良いんです。
退職の理由は家庭の事情が最強!
次に退職の理由について。
上司がバカとか無能とか会社がクズとか言ってすっきりしたい気持ちも分かりますが、それもダメ。
反感を買うと退職までの間にイジめられるかもしれないし、最悪辞めさせてくれないかも。。
なのでお勧めしません。
そっと心の奥底にしまっておくと◎
あと本当の理由を話してしまえば、
「じゃあ改善するから会社に残ってくれ」
なんて言われかねません。
そうすれば嫌いな会社に残る羽目になるので、やっぱりダメ。
それよりなら、
- 断られにくい理由
- 辞めてもしょうがない理由
- 自分も相手(上司や会社)も悪くない理由
にするのが鉄板です。
ちなみに私は毎回家族が病気になったことにしてます。
※もちろんなってません。
強い意志を持って貫き通す
最後に大切なのが強い意志を持つこと。
心を揺さぶられてはいけません。
甘い誘惑に乗ってはいけません。
奴ら(上司たち)はみんな敵です。
言葉巧みに騙しにかかり、あることないこと吹き込みます。
昇進させるから。
給料を上げるから。
こんな感じで説得しつつ、いざその時になると約束を破ることもあるみたい。
だから信じてはいけません。
一度辞めると決めたら、絶対にその気持ちを貫き通すべきです。
さいごに
さいごにまとめます。
私のお勧めするタイミングや時期は、
- 退職の1ヶ月前
- 木曜日の夕方
です。
これが一番精神的にもマナー的にも良いと思ってます。
そして家庭の事情で、「もうどうしようもない」ということとだけ伝えるのです。
そうすればお互いのメンツも保てます。
不満をぶちまけたくても、大人の対応をすることも時には大事。
でも辞めたいけど言い出せない・・・な人はこちらの記事も是非♪
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