仕事が遅い！派遣先で毎日怒られている私がとった５つの改善方法
仕事が遅い！
もっとテキパキとやれ！
これは派遣社員の私が、勤め先の社員に対して毎日のように浴びせさせられている言葉。
ちなみに「軽作業」に分類される仕事です。
はい？
少なくともアンタよりは仕事ができる自負がありますけど？
まあいいや。
愚痴を言っても仕方がないので、今日は私がとった改善方法をご紹介していきます。
はじめに：仕事が遅いのは『慣れる』ことで、ある程度解決する
はじめに言いたいのは、仕事が遅いのは慣れていないから。
これは誰もが知る事実だと思います。
特に派遣先ではその会社独自のルールがあったり、物の配置場所が分からなかったり。
派遣になってから畑違いの仕事で、何もかも初めてで困惑することもあると思います。 →私です。
派遣は人と違うところで苦労してしまいます。
なので時間が経てば解決することがほとんど。
半年～１年くらい我慢すれば良いんじゃないかな？
と思います。
でもそんなに長い期間、仕事が遅いと怒られ続けたくはない。
こちとら早く仕事を終わらせて、あの無能な上司にギャフンと言わせるのが私の目標です。
それに『慣れ』なんて言っても何の解決にもならないので、天才の私が真面目に考えてみました。
改善１．完璧主義者にならない
これまでの人生では常に完璧を求めてきた私。
当然学力もトップクラスだったし、部活動でも優秀な成績を収めてきました。
なので仕事も一緒。
とくに正社員の頃には難しい仕事も任されていたので、かなり『完璧』にこだわっていたと思います。
おっと話がそれました。。
でも派遣先では『完璧』なんてものは求められていないことに気づきました。
派遣では『軽作業』『もくもく作業』などが多いと思いますが、工場なのでスピード感が勝負。
完璧を求めるよりも、いかに早く終わらせられるかが肝心らしいのです。
それに雑に仕事をしても案外バレません。
だから手を抜いても大丈夫。
これかなり大事なことです。
改善２．個々の単純作業のスピードは変わらない
仕事が遅いと言われてから観察を続けたところ、個々の作業のスピードは変わらないことに気づきました。
例えば「外観確認」「汚れ落とし」「バリ取り」「塗装」「シール貼り」というような順番の仕事内容だとします。
全体を通すと、派遣社員の私では確かに社員の人よりも仕事が遅いかもしれません。
ただ、「バリ取り」だけで見比べてみると、仕事のできる社員と変わらない時間で終わらせることができるのです。
もちろん他の「シール貼り」だけとか「塗装」だけでも同じ。
１日を通して仕事全体が遅いと言われていても、「細かい業務に分担してそれだけを続けてみる」と、誰がやっても同じくらいの時間です。
※特殊な作業や難しい仕事を除く。
これは大事なことなので覚えておいた方がいいと思います。
なので、
早くバリ取りできるようにするぞ！
とか、
シール貼りの名人になる！
とか考えていても効果が薄いです。
確かに速くなるかもしれませんが、限界があります。
改善３．作業間の『つなぎ』をいかに短縮できるかがカギ
「個々の単純作業のスピードは変わらない」と書きましたが、それではどこで差が出てくるのか？
これは「作業と作業のつなぎ」です。
工具の持ち替え、作業場所の移動、優先順位決めなどなど、作業の移り変わりをいかに短くできるかがカギ。
特に派遣の人は、「悩む」「立ち止まって考える」ことが多いと思うのです。
それを減らしていきます。
例えば自分なりのメモを作るのも１つ。
完璧じゃなくてもいいです。
箇条書きで一言ずつ、
１．外観確認
２．汚れ落とし
３．バリ取り
と書いて常に視界に入るところに置いておくだけで、悩む時間が減ります。
あとは使う工具を順番に並べ替えるとか。
右から（左からでもいいですが）並べ替えておくと、順番に持ち変えるだけなので作業スピードがあります。
あとは「動かない」ことも大事。
仕事が速い人ほど同じところにいることが多い気がします。
逆に仕事が遅い人はあっちに行ったりこっちに行ったり。
なんだか忙しない。。
とにかく、止まらない、悩まないこと！
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改善４．確認作業を減らす
これはある方の動画を見て気づいたのですが、仕事が遅い人は確認作業が多いみたい。
確かに私にも当てはまりました。
正社員の頃にはそんなに確認作業したことがありませんでしたが、派遣に勤めてからは多くなった気がします。
というのも、仕事に慣れていなくて不安に感じたり、自分の会社じゃないから間違うわけにはいかないという変なプレッシャーだったり。
多分同じように考えている派遣社員の人もいるかもしれません。
でも思い切って確認作業を減らす！
とても大切なことです。
※試してみましたが、確認作業が多くても少なくてもミスする回数に差はありませんでした。
でも一度も確認しないのはダメです。
改善５．どのくらいの時間で終わるかの目安を知る
今やってる仕事って、前任者ならどれぐらいの時間で終わらせられるのだろう？
もし聞きやすい人がいるのなら聞いた方が良いです。
私は初めてヤスリがけを頼まれた時に、「しっかりやらないと後の組み立ての時に上手くはまらないよ」と言われていたので、一生懸命ガシガシと削りました。
そして渾身の出来で満足していた時に言われた一言。
「遅い。」
はい？
いやいやいや、それならもっと明確な指示が欲しいものです。
例えば１時間で終わらせろと言われれば、個数で割れば１つ辺りにかける時間が分かります。
それに「１０回ずつガリガリ削って」と言われればそれに従います。
何もなしに「ヤスリがけ」と言われても、こちとら感覚が分からないんです。
だってずっと畑違いの仕事してたし。
人のせいとかじゃなく、指示が悪い。
あと、人は目標とか目安があると案外終わらせられるもの。
何も考えずにただダラダラやるよりも、１時間以内とか２時間以内と言われれば頑張れます。
仕事が遅いと言われても気にする必要はない
ここまでが私が考えた改善方法です。
そしてここから少しだけフォローしたいと思うのですが、仕事が遅いと言われても気にする必要は全くないと思っています。
なぜなら問題があるのは勤め先の会社であり、社員のせいだから。
マニュアルがない、業務のやり方がおかしい、引き継ぎが適当などなど。
ほとんどの派遣社員の人は感じたことのあるはず。
そもそもメモを取る時点でおかしいんです。
ちゃんとマニュアル作っとけよ！
派遣に頼むような仕事は「即席で誰でもできるようなもの」じゃなければ仕組みが悪い。
私はそう思います。
それに考え過ぎれば考えすぎるほどミスが増えます。
毎日怒られていると萎縮してきて、
また間違ったらどうしよう？
次は早く終わらせないと・・・
こう考えれば考えるほど負の連鎖が続きます。
なので気にしない。
派遣社員には図太い精神が必要なのです。
さいごに
今日の話をまとめると、仕事が遅いと言われていても気にする必要はない。
それに慣れれば速くなります。
でもそれだけだと何の解決にならないので、５つの改善方法を試して下さい。
という内容でした。
これだけでだいぶ改善されると思います。
そういえば私が「遅い」と言われたのは派遣になってからだな。
今まで言われたこともありませんでした。
そもそも効率の良さには自信あります。
それでも言われる。
まあ派遣なんてそんなものです。
仕事のストレスで言ってくる人もいるし、立場の弱い人間を虐めたがる人間は少なからずいます。
気にしていたらキリがありません。
大事なことなのでもう一度言います。
気にしなくて良いです。
追記
あまり根性論とか精神論は言いたくありませんが、最後に１つだけ。
上記の対策を試した上で、『更に仕事を早くしたい』人向けです。
全力でやりましょう！
いや、既にやってるよ！
と思うかもしれませんが、本気の本気を出します。
もう頭も心もフル回転で。
たぶん家に帰ったら疲れすぎてグッタリ寝込むと思います。
（私は１９時に仮眠をとったつもりが気づいたら次の日の朝なんてこともしょっちゅうでした。。）
するとあら不思議、こんな効果が現れます。
１時間かかる作業の例
「普通にやって１時間」「全力でやれば５０分」かかる作業で本気出す。
そのうち「全力でやれば４０分」くらいで出来るようになる。
しばらく継続（現状維持）。
元（昔のペース）に戻す。
「全力でやらなくても５０分」で出来るようになる。
（手を抜いても昔の全力スピードになる。）
人間、全力でやると底力が増すみたい。
なので定期的に本気を出して、作業スピードを上げておいた方が良いです。
『怒られる前に』 ←ここ重要。
怒られてからだと遅いし毎日だと疲れるので、たまにやると◎
すると普段は手を抜いても時間を余すようになるので、心も体も楽になります。
その余力でプライベートを楽しむなり副業に精を出すのが一番！
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