派遣社員だし引き継ぎしたくない!と拒否する前に考える3つのリスク

今日は派遣社員が会社を辞める時の引き継ぎについて。
なんだか面倒だし、やりたくないのが本音ですよね。
そんなの無理!
拒否できないの?
そう思いたくなる気持ちも分かります。
でもちょっと待ってください。
もしや後悔するかもしれませんよ??
今日は引き継ぎを拒否するデメリットを3つほど考えていきたいと思います。
はじめに
今日の記事の対象者は、
『派遣で勤めている&勤め先や上司に不満がある人』
を対象にしています。
なぜなら会社や一緒に働く仲間が好きなのなら、たぶん引き継ぎするかどうか迷わないと思うからです。
苦手だったり難しいと考えても、一生懸命頑張るはず。
そもそも会社に不満がなければ、この記事にたどり着かないですよねっ? ←決めつけ。
そんなの無理!私にはできないし疲れるし終わらない・・・という気持ちも分かる
いきなり正社員の人から「新しく来る○○さんに引き継ぎしておいてください」と言われても、
どうやったら良いんだろう?
コミュニケーションちゃんと取れるかな?
などなど、いろいろな不安があると思います。
しかも普段の仕事が減るわけでもないので、日常業務をこなしながらレクチャーの日々です。
疲れないわけがありません。
もしかしたら忙しくて最後まで教えきれないなんてことも・・・。
それに派遣って引き継ぎする必要があるの?
社員がやれば良いんじゃない??
正社員が引き継ぎするのは分かるけど、派遣に義務があるのかどうかも分からない。
契約書に引き継ぎが書かれていない以上、もしかしたらグレーゾーンなのかもしれません。
あと派遣から社員に引き継ぎするときにも不満があって、
派遣の仕事くらい正社員が常に把握しとけやっ!
同じ仕事をするのに待遇(給料とか福利厚生)に差があるなんておかしいぞ、同一労働同一賃金はどこに行った!
とも思ってしまいます。
他にもあるかも。
とにかく派遣を経験したことがある人なら、引き継ぎに対する不満やら不安でいっぱいです。
その気持ちは痛いほど分かります。
でもね。
どんなに不満があっても、『簡単でも良いから引き継ぎはすべき』です。
じゃないと後悔してしまうかも。
その理由がこちら。
1.派遣会社の評価が下がる
派遣社員は辞める会社にどう思われても関係ありません。
よっぽどの田舎じゃない限りもう二度と会うこともないだろうし、いなくなった後に噂されようが馬鹿にされようが気にする必要はないと思います。
でも派遣会社は別。
また新しく勤め先を紹介してもらうかもしれないし、評価が高い方が良いはずなのです。
その方が好条件の職場を紹介してもらえるとかもらえないとか ←どっちだよ!
うん?何が言いたいのかだって?
つまり、引き継ぎをサボるとリスクがあります。
勤め先から派遣会社にクレームが行くかもしれないし、そうなれば派遣会社の人から、
「あいつは常識がない」
「問題児だ」
と、思われてしまうかも。
だから勤め先の会社が嫌いでも、とりあえず引き継ぎはしておくべきなのです。
2.契約終了後に電話が来たり損害賠償などで訴えられる可能性がある
引き継ぎもせずに急遽辞めてしまうと、会社に大なり小なり損害が出ます。
もしかしたら損害賠償欲しさに訴えられてしまうかも。
まあないとは思いますが。
普通はね。
そんなことをしたってお互い時間やお金の無駄だし、相手の会社が馬鹿じゃない限りしません。
それにたとえ会社が個人を訴えて裁判で勝ったとしても、取れるお金は微々たるもの。
絶対に割に合いません。
だから大丈夫なはず。
(繰り返しますが)普通の会社ならね?
※自己責任でお願いします。
でも個人携帯に電話が鳴り響くかも。
そうなると質問や苦情攻めで苦しむのは目に見えています。
個人携帯の番号を教えていない人は大丈夫かもしれませんが、もし既に教えてしまった人は注意!
事前に引き継ぎしておくことをお勧めします。
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3.頭の悪い正社員から虐められる、仕返しにあう
引き継ぎは社会人として考えればやるのが当たり前。
でも派遣の場合はグレーだと私は思っています。
それに自分(皆さんも)が働き始めた時は『何の説明・教育もなくいきなり業務開始』だったのに、自分がいなくなる時だけ引き継ぎしろとは何だ!
と怒りたくなる気持ちもあります。
しかし会社は理不尽。
正社員は派遣を下に見下しているし、常に自己中です。
派遣の気持ちなんて一切考えてません。
普通やるでしょ?
常識ないの?
自分の事は棚に上げて、派遣には契約にもない完璧な引き継ぎを求めるのです。
そしてもし断ろうものなら、怒涛の如くイジメや罵倒を繰り返します。
そして結局無理矢理にでも引き継ぎさせられる。
だから引き継ぎはした方が良い。
どうせ理不尽な思いをするのだから、それなら少しでも被害が少ない方がいいと思います。
おまけ:自分と同じ被害者が増える
おまけです。
自分が引き継ぎされた時に適当だったり、教えてくれた人が説明下手で苦労した人は多いはず。
なので派遣の自分が苦しんだんだから次の人も苦しめ!
と考えるのは至極当然です。
これは部活動で「先輩にパシられたんだから後輩は当然パシる減少」にも似ています。
でも悪いのは会社の社風だったり前任者。
後任者には一切関係がありません。
この苦労を自分で最後にするのか、もしくは繰り返してしまうのかはアナタ次第!
心の綺麗な人は負の連鎖を止めちゃっても良いのかもしれません。
え、私はどうしたのかって?
そこは察してください。
できない、無理だと思っても、形だけでも引き継ぎしてみよう
デメリットがあるのは分かったけど、私にはできない、無理無理!
と思う人もいるかも。
でも完全に投げ出すのではなくて、形だけでも一応やった方が良いです。
たとえば基本とかルーチン業務とか簡単なやつ。
どうせ新しく配属されたばかりの人では、一気に全部覚えることはできないです。
そんなの分かりきってます。
なのでちょっとだけ教えて、
「あと細かい所は正社員に聞いて!」
と誤魔化すと◎
もし他の正社員の人に「ちゃんと全部教えろ」とか言われても、「新人の頭がパンクするかと思いまして・・・」とか言っておけば何とかなります。
面倒だから教えないのじゃない。
新人が困るから教えないのである。
あくまでこのスタンスを貫きます。
とにかく、何も教えずに引き継ぎを拒否して去るのだけはマズいです。
さいごに
派遣の人は誰だって引き継ぎしたくないはず。
面倒だし疲れるし、良いことは1つもありません。
できることなら無理だっ!
と拒否したいもの。
それに『派遣は引き継ぎする義務はない』というのが個人的な意見です。
でもデメリットがあります。
それを考えるなら、形だけでも引き継ぎした方が良いんじゃない?
簡単でもいいから実績を何か少しでも残す!
これが私が出した結論。
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