初めての軽作業でお勧めの仕事内容は?1年派遣を続けて気づけた事

皆さんはお探しですか?

楽で簡単&お勧めな軽作業。

軽作業はネットで『派遣』について調べると必ずと言っていいほどお勧めされていて、誰にでもできる簡単なお仕事。

でも軽作業といっても種類は色々あるし、一体どれがお勧めなんだろう?

今日はそんな軽作業を1年以上続け、罵倒され続けてきた私が真実を語っていきます。

 

それから今日の記事の内容ですが、

  • 仕事を選ぶ際の注意点
  • 仕事内容紹介
  • 私の体験談(デメリットのみ)

この3つを順番に書いていきます。

これを読むだけで、初めての初心者でも派遣マスターと呼ばれても過言ではないくらいの知識が身につくと思います。←過言です。

 

はじめに:誰にでもお勧めできる仕事内容はない

まずはじめに注意点。

当たり前のことですが、誰にでもお勧めできる軽作業はありません。

人によって得意不得意があるし、思った通りにいかないのが派遣の現実。

ネットで勉強してからいざ就職してみると、

こんなはずじゃなかった!

ということもしばしば。。

 

でもここに気をつければ良いんじゃないかなーというのが3つあります。

それは、

  • 合うか合わないかはやってみないと分からない
  • 1つの作業を黙々とやるより、複数のことをやらされる可能性がある
  • 比較的『前工程』のものを選ぶと良い

ということ。

私は『超簡単だと言われていた梱包(冷暖房完備の屋内)』よりも、『キツくて辞める人続出&下手すれば救急車で病院行きと言われた建設業(もちろん屋外作業』の方が向いてました。 ←念のため言っておきますが私は超インドア派です。

そして梱包を希望していたのに、実際に働いてみると梱包も検品も発注も組み立てもその他諸々やらされたのです。

完全に騙されてます。 ←と言うか契約違反?

でもこういうところ実際多いと思います。

大企業ならまだしも、田舎の中小企業は仕事分担が曖昧なので、あれもこれもとなるのです。

どこも人手が足りないし。

なのでネットで簡単&楽な仕事内容を探しても、そればっかりできるわけではないみたい。

 

あともう1つ大事なことがあって、できれば『前工程』のものを担当した方が良い。

なぜなら早く帰れる可能性が高いから。

それに計画も立てやすいです。

例)

「ごめん、作るの遅れちゃいそう。」

「何時くらいにできますか?」

「夜6時にはおそらく。
 でも納期は変わらず明日の朝一だから頑張ってね。」

「はあ。」

「私終わったら先帰るから、後よろしく。」

「・・・。」

 

こんな感じ。

工場だと流れ作業が多いので、

ピッキング → 組み立て → 検品 → 梱包

みたいな形で作業を進めていきます。

そして商品には納期があると思うのですが、前の作業者が遅れたからといって、最終的な納期は変わりません。

後工程になればなるほどに、全然計画通りに来ないのです。

不利です。

理不尽です。

しかも割に合わないくらい急かされる&辛い思いをしてしまいます。

なので『前工程』の仕事を選んだ方が良い。

と、検品や梱包をした私は思いました。

もしくはベルトコンベアみたいな常に一定の作業が◎

 

軽作業の仕事内容

次に軽作業の仕事内容についてですが、ぱっと思いつくものを挙げてみました。

他にもあるかもしれませんが、こんな感じになると思います。

  • ピッキング:指定された商品を探し選んでくる仕事
  • 検品:商品にキズや不具合がないか調べる仕事
  • 仕訳け:名前のとおり。
  • 梱包:名前のとおり。
  • ラベル貼り:名前のとおり。
  • 組み立て:名前のとおり。
  • バリ取り:金属やプラスチックのパーツを加工する際に生じたバリ(素材の出っ張り)を取り除くお仕事
  • 旋盤:回転する素材に刃物を当てて、工作物を削るお仕事
  • ヤスリがけ:名前のとおり
  • 資材搬入・荷揚げ・運搬:名前のとおり
  • 棚卸し:商品の在庫数をチェックする仕事
  • 食品加工:名前のとおり

 

それでは『私が経験したことのあるもの』を1つずつ見ていきます。

ちなみにメリットについては様々なブログに書かれていて既に知っていると思うので、ブラック企業みたいな最悪な会社で私が経験したデメリット中心に書いていきます。

 

ピッキング

ピッキングはネットで一番お勧めされてるかも。

でもやったことありません。

というかそんな案件見たことないです。

田舎にはないのかな?

私は最初これ目当てで派遣に登録して少し絶望しました。

 

検品

商品に傷が不具合がないか調べるお仕事。

ネットで調べても有名&お勧めされていて、この記事を見ている人も検品をしてみたい♪

と考えている人もいるかも。

だがしかし!

良いことばかりではありません。

検品の良し悪しは、その『前工程をする人』にかかっていて、変な人だと大変なことになります。

例えばパーツの付け忘れがあったり、向きが逆だったり、付属品が間違っていたり。

中には、え、なんでこんな間違いするの?

ということもしばしばおきます。

そんな人なら大変です。

気が気じゃない。

常に全神経を集中させて隅々まで検品することになるので、相当なストレスになるかも。

それに一般的にミスをした作業者よりも、それに気付けなかった検品者が怒られるんだよな~。

適当に作業した正社員がお咎めなしで派遣の私が怒られる。

そんな理不尽なこともあります。

でも逆に前工程の作業者が優秀な人だと楽かも。

 

それともう1つ。

中小企業は検品する確認項目(リスト)があるわけでもありません。

「この前出荷した○○に不備があったみたいなんだけど。
 先方からクレームが来てるぞ。」

「え、どこが間違ってたんですか?」

「○○が○○だ。」

「何それ知らない。」

「とにかく気づけなかったお前が悪い。」

こんなことも・・・。

教えられていない&マニュアルもないのに、どうやって間違いに気づけと!

説明もなしに気付けるわけがありません。

そんなもの最初に教育しておいてくれれば良いのに。

全く、理不尽な会社です。

 

梱包

梱包と聞いて真っ先に思いつくのはラッピング。

プレゼント用品などを綺麗な紙で包むお仕事です。

ちなみに私は高校生の時に職場体験で1度だけやったことがありますが、渾身の出来で包んだものを社員の人に無言で修正されました。

相当出来が悪かったんだと思います。

今となっては良い思い出。

 

なので梱包は手先の器用な女性しかできないと考える人もいるかもしれません。

が、工場の梱包は違います。

私が派遣で担当したのは、製品をとにかく急いでダンボールに詰めていくお仕事でした。

そして隙間に緩衝材を詰めていきます。

(緩衝材を詰める場所、個数もしっかり決まっているので暗記する必要がある)

丁寧さなんて二の次で、スピードが命でした。

ちなみに結構大変で、1つ1つの製品は軽くても積み重ねれば辛いし、中には持ちにくい物も。

手のひら全体で持てれば良いのですが、形が悪くて指先でしか掴めなかったりするので、体に負担がかかってしまうのです。

 

ラベル貼り

商品にラベル(テープ)を貼っていくお仕事。

最初はまっすぐ貼れなかったり、テープと商品の間に空気が入ってシワになったりしてイライラしますが、慣れてしまうと簡単。

結構楽しいです。

 

ただ、商品によってラベルを貼る位置を暗記する必要があります。

たくさんの商品(しかも似たようでちょっと違う)がごちゃまぜに来ると、間違ってしまいそうになるので注意が必要かも。

同じ種類の商品だけだったら楽なんだけどな~。 ←切実な願い

 

 

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組み立て

私は工業系の人間ではないので組み立ては不得意ですが、やってきた軽作業の中で一番楽しかったです。

それに時間が経つのも早いのですぐに帰る時間になります。

たぶんプラモデルを作っているイメージに近いかもしれません。

プラモデル作ったことないけど。

 

デメリットはあまり浮かびませんが、たまに不良品が混じってるとストレスが溜まります。

  1. ぴったりハマるはずのパーツが何故か合わない
  2. 報告する
  3. 自分で何とかしろと言われる
  4. 力づくで押し込む
  5. パーツが壊れる
  6. 怒られる

悪いのは私じゃない、パーツが悪いだけなのに!

 

バリ取り・旋盤・ヤスリがけ

次にバリ取り・旋盤・ヤスリがけについて。

バリ取り・旋盤はやったことがない人にはイメージが付かないかも。

でも説明が面倒(できない)なので自分で調べてください。

補足
簡単に説明すると、

バリ取り:金属やプラスチックのパーツを加工する際に生じたバリ(素材の出っ張り)を取り除くお仕事

旋盤:回転する素材に刃物を当てて、工作物を削るお仕事

ヤスリがけ:名前のとおり

 

ぼーっとしながらでもできるのでお勧め。

妄想が得意な人には向いてます。

でも腱鞘炎には辛いです。

 

それから加減が難しいのだけがデメリット。

「適当に削っておいて。」

「本当に適当で良いんですね?」

「うん。」

「分かりました。」

(1時間後)

「できました!」

「削りが甘い、やり直し。」

「適当で良いって言ったのに。」

 

どのくらい削れば良いのかは感覚で覚える必要があるので、最初だけ大変です。

 

資材搬入・荷揚げ・運搬

腰が辛い。

汗めっちゃかく。

以上!

 

棚卸し

棚卸は商品の在庫数をチェックする仕事。

もし在庫が少なければ注文するのも一緒に頼まれるかも。 ←私は頼まれました。

 

棚卸は数え間違うとその月の出荷(ノルマ)に影響が出る可能性があるので大変です。

というか、これ派遣にやらせる?

私個人的には正社員がやった方が良い仕事だと思ってます。

 

私の経験談ですが、かなり面倒でした。

例えば、

○○商品内訳
Aパーツ1つ
Bパーツ3つ
Cパーツ5つ

☓☓商品内訳
Aパーツ2つ
Dパーツ4つ
Eパーツ2つ

こんな感じでごちゃごちゃしてるので、かなり間違いやすいです。

そのくせ「商品とパーツは個数ぴったりに頼め」と言われていたので、予備を頼むこともできません。

似たような商品でも付属品がちょっとだけ違うパターンもあるし、頭がパンクしそうになります。

しかもしかも!

正社員のガサツな管理のせいで保管場所の配置・配列もぐちゃぐちゃだし、どこに何があるかも分からない状態。

本当に最悪でした。

パーツを発注しても何故か注文個数通りに来たことがないので、1つ1つ確認してたし。

もう二度とやりたくないです。

 

食品加工

食品加工は派遣ではやったことがないので分かりません。

というか男性は無理?みたいな雰囲気が・・・。

もしや暗黙の了解ってやつ? ←法律上は男女区別しちゃダメなはず。

でも中には男性でもできそうなのもあって、「食品の簡単なカット・洗い流すだけ♪」という案件もあります。

時給も悪くなかったし、簡単そうだったんだけどな~。

主婦には良いかもしれません。

 

そういえば思い出したのですが、私が高校生の頃に単発で入ったスーパーのバイトで、食品加工をやったことがありました。

といっても料理をしたことがない初心者だったので、やるのは基本弁当の盛り付けくらい。

あと皿洗い。

あと雑用。

でもどうしても人手が足りなくなった時間帯があって、その時にエビチリを担当しました。

出来上がったエビに、元?粉末?みたいなのを入れて手で混ぜるだけのお仕事でしたが、熱くて熱くて大変なのです。

周りが忙しそうだったので、

「熱くてできません!」

なんて言える雰囲気でもなく、火傷を覚悟して必死に混ぜ合わせた私。

その後しばらくはエビチリがトラウマになりました。

 

さいごに

色々と書きましたが、最後にまとめます。

  • 合うか合わないかはやってみないと分からない
  • 1つの作業を黙々とやるより、複数のことをやらされる可能性がある
  • 比較的『前工程』のものを選ぶと良い

 

それとデメリットばかりお勧めしましたが、私がやっていて楽しかったのは、

  • ラベル(テープ貼り)
  • 組み立て
  • ヤスリがけ・バリ取り・旋盤

この3つです。

お勧め。

初めて軽作業をやろうと思っている人は参考にしてみてください。

 

最後の最後!

ここまで書いておいてなんですが、重要なのは仕事内容よりも会社の体質です。

変な会社に入れば理不尽な思いをするし、良い所なら楽しく働けます。

嫌な会社なら変えるのも大事。

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管理人

わらび餅。

 

昔はそこその大企業に務めていたが、退職して独立を目指すも見事失敗!
今は腱鞘炎と借金が付きまとう派遣社員で、世間の厳しさに耐えながらほそぼそと生活中。

借金持ち?
税金も払えない?
そんなの関係ない!
いずれ大物になることを夢見ているらしい。

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