退職の引き継ぎ資料が不十分?どうせ間に合わないし終わらない

これは私が退職するまでの2週間のお話。
今日は、
引き継ぎが終わんないよ!
やばいよやばいよどうしよう!
と感じた時の内容になります。
忙しい毎日
私が勤めていた会社はほぼブラック企業みたいなものだったので、残業は当たり前。
毎日遅くまで残っていました。
なので、もちろん私が退職を伝えてからの2週間も、当たり前のように残業続きです。
え?
じゃあ引継ぎ書類っていつ作るの?
定時後しかないよね?
こんな感じで、毎日夜9時過ぎぐらいから引き継ぎ書類をちょこちょこと進めていました。
あ゛ー!
終わらない間に合わない!
今日は何時に帰れるんだ?
って心の中で毎日叫んでました。
それだけではありません。
「○○、この仕事進めといて。」
「でも課長、このプロジェクトが始まるのって私が退職した後の日付ですけど?」
「うん、知ってる。」
「しかも途中途中に打ち合わせが設定されてますけど、私もういませんよ?」
「いいからやっといて。」
「・・・。」
意味が分かりません。
確実に終わらないし、私が中途半端に作業してから誰かに引き継ぎをすることになります。
それなら最初から他の人がやった方が良いはずです。
明らかに二度手間なんですけど?
あの上司は馬鹿なんじゃないでしょうか? ←もう辞めたから言いたい放題。
このように私の担当業務は日に日に増えていきます。
こんなことばかりでは引継ぎ書類なんて一生作れません。
ということは辞められないなんてことも・・・。
それが狙いか?
そうなのか!?
仮に退職日を引き伸ばしたとしても同じ。
どうせ新しい仕事を振られるのがオチです。
そもそも仕事を辞める人の大半は忙しいことが原因だと思うので、引き継ぎ書類なんてまともに作っている時間がないのです。
どうせ引き継ぎなって完璧に終わらない
引き継ぎの模範解答としては、
- 分かりやすく
- 簡潔に
- 誰にでも理解できるように
が一般的。
ただ、これまで私が行なってきた業務が、たかだか2週間~1ヶ月、仮に3ヶ月残って教えたとしても、絶対に完了することはありえません。
私が今まで何年この業務をしてきたと思っているんでしょうか?
そのすべてをギュッと凝縮して説明しろだなんて無理&失礼です。
分からないことは自分で調べろ! じゃなかったっけ??
文句を言いつつも引き継ぎを進めていくわけですが、1つ腑に落ちなかった点があります。
それは私が入社してからずっと、
「こんなことを聞くんじゃない、自分で調べるのが当たり前だろ!」
というような教育を受けてきたのですが、こちらが辞める時だけ「一から十まですべて」説明しろとはどういうこと?
矛盾してます。
おかしいのです。
人に言うのだから、自分たちだってそうしたら良いじゃないか。
基本的なことはマニュアルに書いてあるんだし。
引き継がれる人間がやる気なければ意味がなし
そんなことをグチグチと言いつつも、ちゃっかり引継ぎ書類は間に合わせます。
なんだかんだ言っても私は「デキる人間」なので、約束は守ります。
素晴らしいサラリーマン精神です。
※注意
こうなることは予想済みで、辞めるだいぶ前から少しずつ資料作りを進めていた&ラストスパートの追い込みで睡眠時間をがっつり削った。
そして、しっかり引き継ぎをしようとした私。
でもここで問題が発生します。
引き継がれる人が、明らかにやる気がないのです。
全く覚えようとしません。
大大丈なのコレ?
見ていて不安です。
メモも取らないし興味もなさげ。
それにあまりの仕事の多さに絶望したような表情。
あー、たぶん無理だなこりゃ・・・。
これを見て私は思いました。
そうか、私がいくら頑張って引き継ぎ書類を作ろうが一生懸命説明しようが、無駄なんだ。
聞く側の人間がやる気がなければ、どうしようもないんだ。
真面目にやっても無意味だし、完璧な引き継ぎなんて一生終わらないよ。
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そして私の考えは正しかった
私が会社を辞めてからも当たり前のように鳴る電話。
当たり前のように鳴るLINE。
私のスマホは今日も元気なようです。
そして後任は当然の如く聞いてきます。
もう会社辞めてるから関係ないのに。
しかもそれはちゃんと引き継ぎ終わったはずなのに。
そもそも引き継ぎ以前にそれは他の人の仕事じゃなかったっけ??
今度は私が主担当じゃなかった仕事まで聞いてくる??
そんなよく分からない質問が、会社を辞めてから一週間、1ヶ月、3ヶ月、半年。
そしてついには10ヶ月?
だったっけ?
まあ1年ぐらい続きました。
暇だったから別にいいんですけどね ←良いんかい!
あれ、何の話をしてるんだっけ?
そうだそうだ。
引き継ぎなんて真面目にやろうが適当にやろうが、どうせ完璧に終わらないという話でした。
引き継ぎのトラブルはそもそも会社が悪い!
少しネットで調べてみましたが、
- 引き継ぎが終わらない間に合わない
- 不十分だった
- 引き継ぎせずにバックレた
などなど、様々なトラブルがあるようです。
何もせずにバックレたのは例外として、基本的に悪いのは会社です。
そもそも引継ぎ書類を作らなければいけないのがおかしく、本来ならマニュアル化されていて当然。
これは大きな会社であればあるほど当たり前だと思います。
それに社員一人が辞めたからといって困るような会社はどうせ長くは続きません。
そのうち潰れます。(小声)
また、業務できる人を数人は確保しておくのが普通です。
だから引き継ぎする人はあまり気にしなくても良いよ!
というような話でした。
それ以外にも業務量が偏ってるなど、いろいろと会社側に問題があるはずです。
引き継ぎをしっかり出来ない人にも問題はありますが、会社側にだって落ち度はあるんじゃない?
と、私は思います。
まとめ
引き継ぎを適当に済ませろなんて言いませんが、頑張ったところであまり変わりません。
結局は『引き継がれる人のやる気』次第。
なので結果はたかが知れています。
頑張りすぎず、程々に。
それが一番良いと思います。
※これは私が感じただけなので、会社によっては違うのかも。
たぶんどこも同じだとは思いますが・・・。
あと、引き継ぎ書類を作るのも大変だし、レクチャーするのもストレスが溜まります。
バックレるのは良くないですが、退職代行を使えば法律的にも問題なく辞めることができます。
引き継ぎしなくて良いなんて最高じゃないか、私もその存在を知っていれば使いたかったです。
もし引き継ぎしたくない人は、代行サービスも検討してみてはいかが?
でも辞めたいけどやっぱり言い出せない・・・な人はこちらの記事も是非♪
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